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テレビPR成功時の対応術

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上手なインタビュー対応術「質問内容を復唱しよう!」

  •  インタビュー取材中に、番組ディレクターがもっとも困ってしまうのが、質問に対して「はい」「そのとおりです」としか答えてもらえないケース。極度の緊張から頭が真っ白になり、返事をするが精一杯となってしまうのでしょう。しかし、それではテレビPRのチャンスを十分に活かすことはできません。
  •  そもそも、インタビューは取材対象者の考えや思いを存分に話してもらう、もしくは思いや考えを引き出すための行為です。つまり、商材をPRする絶好のシチュエーションなのです。これが念頭にあれば、次のような受け答えにはならないと思います。
  •  Q「○○のサービスは、主婦に大人気だそうですね」
     A「はい」
     Q「最近、急激に利用者が増えたそうですが……?」
     A「そうですね」
     Q「これは、あえて働く主婦をターゲットに選んだのが良かった?」
     A「そうだと思います」
  •  通常、限られた時間内で放送するために、インタビュー内容の余分な部分は極力削って編集されて放送します。通常は、「余分な部分」=「インタビュアーの質問」です。上記のQ&Aをご覧いただければ一目瞭然ですが、インタビュアーの発言であるQ部分を削って、取材対象者Aのコメントだけを放送したら、何について話しをしているのか全くわからなくなります。インタビュアーの質問の仕方が下手な場合もありますが……。
  •  ここでいう番組側が求めているコメント内容は、主に「なんで、主婦に○○サービスが人気なのか」ということです。
     慣れないインタビューの最中に質問の意図を理解して、的確に回答するのは難しいと思います。そこで、簡単に使えるテクニックをお教えします。簡単も簡単、「復唱」です。インタビュアーの質問を復唱すればいいのです。試しに、先ほどのQ&Aに復唱テクニックを使ってみます。
  •  Q「○○のサービスは、とても主婦のかたに人気だそうですね」
     A「はい。そうですね、○○は今、主婦のかたに、とても多く利用していただいています。発売当初は……」
     Q「最近、急激に利用するかたが増えたそうですが……?」
     A「そうですね。最近、急激に利用するかたが増えてきたのは事実で……」
     Q「敢えて働く主婦をターゲットに選んだのが良かった?」
     A「はい。働く主婦をターゲットに選びました。今、日本全国で……」
  •  どうでしょう? 復唱するだけで、だいぶAのコメントが具体的になってきていると感じませんか? 多くの場合、インタビュアーが引き出したい内容は、質問の中にありますから、上手に復唱することで番組が求める回答ができるというわけです。
  •  しかも、この復唱テクニックには、さらに利点があります。質問内容を復唱することで自然と頭が整理され、後に続く言葉が出てきやすくなるのです。
     せっかくテレビPRのチャンスを得たのに緊張してしまい、うまく言葉が出てこない……。そんな状況に遭遇したときの救世主になるはずです。
  •  ただし、復唱テクニックは、編集作業が前提のVTR取材のときのみに有効です。生中継・生放送の場合は、復唱ばかりしていると不自然な感じになり、時間も足りなくなるので、インタヒュアーの質問にできるだけ具体的に答えるよう意識して、前もって準備してから臨むといいと思います。
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